自社名入りの「セキュリティ違反・データ流出」脅迫メールの正体
こんなメールが届いたら、あなたはどうしますか?
件名:【重要・緊急】アカウント「info@bullcom.jp」におけるセキュリティポリシー違反およびデータ流出の危機について
なんと、自社のメールアドレスが件名に入っている!
これは非常に巧妙な詐欺です。自分の情報が使われていることで、本物のセキュリティ警告のように見えます。
このメールの手口
「あなたのアカウントでセキュリティ違反が検知された」「顧客データが流出する危機にある」という内容で、緊急対応を促します。
その後、「詳細を確認するためにこちらにアクセスしてください」とリンクに誘導。フィッシングサイトに飛ばされます。
なぜ自社名が入っているのか
攻撃者はメールアドレスのドメイン部分(`@bullcom.jp`)から会社名を推測し、件名に自動的に挿入しています。
これはプログラムで自動化されているため、このメールは世界中の何千・何万という会社に同時に送られています。あなただけが狙われているわけではありません。
本物のセキュリティ警告との違い
本物の場合
- 利用しているサービス(セキュリティソフト・クラウドサービス等)から届く
- 具体的な違反内容・日時・IPアドレスが記載されている
- 問い合わせ先が明記されている
偽物の場合(今回のメール)
- 見知らぬドメインから届く
- 「違反」の具体的な内容が曖昧
- リンクをクリックさせることが目的
- 「緊急」「危機」などの煽り言葉が多い
届いたときの対応
1. 送信元ドメインを確認する(自社と取引のないサービスからなら偽物) 2. リンクは絶対にクリックしない 3. 不安な場合は、そのサービスの公式サイトに直接アクセスして確認する 4. 迷惑メールとして報告・削除する
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このブログでは、実際に届いたフィッシングメールを定期的に解説しています。「これって詐欺?」と思うメールがあれば、LINEでご相談ください。スクリーンショットを送っていただければ判断します。
30日間のブログ連載、ご覧いただきありがとうございました。引き続き最新のセキュリティ情報をお届けします。

